祖母・傾・大崩が「ユネスコエコパーク」に

渓谷美を誇る大崩山渓
渓谷美を誇る大崩山渓

はじめは祖母・傾でスタート

祖母・傾・大崩が「ユネスコエコパーク」に選定されました。

宮崎県側だけの情報を見ていると、大崩山周辺ばかりが大きく取りあげられているように思えますが、元は大分県のほうが祖母・傾の指定に向けて動きはじめていました。

大崩山は蚊帳の外でした。

国内審査の段階で、大崩も加えるようにとの指摘を受けて、今回の祖母・傾・大崩が「ユネスコエコパーク」に選定されました。

これまでに日本国内には9ヶ所(今回の2ヶ所をふくめて)のユネスコエコパークが選定されています。

1980年に国内初登録になった屋久島は、その後、数年間は大勢の観光客が押しよせました。

縄文杉にいたる登山道周辺の自然破壊が指摘されるようになったこともありました。

縄文杉

縄文杉それにしても、国内9ヶ所のうちの2ヶ所に宮崎県が登録されていることは、おどろきです。

いかに宮崎県が自然環境に恵まれているかを、ユネスコが認めたことになります。

ユネスコエコパーク
「生物圏保護区世界ネットワークの法的枠組み」 によれば、生物圏保護区は、人間と生物圏との相互間の均衡が取れた関係を明示すると同時に進展させるために創設された。生物圏保護区は複数の生態系を含んでいる必要があり、したがって地上・沿岸部・海洋の生態系の組み合せから構成されると、この枠組みの第4条に規定されている。生物圏保護区が設定されると、そこでの生態系や生物多様性を保持することが求められる。ウィキペディア

大分・宮崎には世界農業遺産登録地もあった!

分水ぜき

Canon EOS-1D Mark IV (16mm, f/6.7, 1/180 sec, ISO200)

祖母・傾・大崩周辺には竹田城趾や高千穂など歴史文化の豊富な土地が点在しています。

2013年には大分県の国東半島宇佐地域が世界農業遺産に認定されいます。

水田耕作が主体であった日本では、各地で農業用水の確保にまつわる紛争(水論、水争い)が絶えず、農業用水の正確な分水は長く懸案であった。そこで、大正年間より正確な配水が可能な分水樋が考案され、各地で似た構造の施設が造られはじめた。ウィキペディア

2015年には「高千穂郷・椎葉山地域」が世界農業遺産に認定されています。

これからは、ユネスコエコパークと世界農業遺産とをつなぎ合わせたツーリズムも有望になるのではないでしょうか。

奥日向の棚田

Canon EOS-1D Mark IV (29mm, f/11, 1/30 sec, ISO200)

奥日向の棚田

綾は身近にふれられる原生林

山笑う新緑の綾原生林

Canon EOS-1D Mark IV (105mm, f/11, 1/45 sec, ISO100)

綾の自然林がユネスコエコパークに登録されたのは、1980年に屋久島などが日本で初めて登録たのについで32年ぶりの快挙です。

素人考えでは、32年間も日本には、綾以外の登録地域はなかったのかしら。と思いますが、綾の自然はそれほど世界的に見て貴重な存在なんでしょうね。

宮崎市街地から、車で1時間程度の距離で、原生林の真っただ中にたどり着くことが出来ます。

新録が映える5月から6月には、山肌が一斉に笑っているような明るさです。

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