緊急事態宣言と料理配達サービス「ウーバーイーツ」

緊急事態宣言暮らしの中で
緊急事態宣言

に伴い、福岡市などの繁華街では飲食店が軒並み休業して閑散とする一方、大きなリュックサックを背負った料理配達サービスの配達員たちをよく見掛けるようになった。宅配に活路を見いだす飲食店と外出を控える消費者、いずれにとってもニーズは高い。新型コロナウイルスの影響で生活費に困った人が配達員になるケースもあり、それぞれの暮らしを支えている。

代表的な料理配達サービス「ウーバーイーツ」は、客がスマートフォンのアプリを使って飲食店に注文した商品を、配達員が自転車やバイクで自宅などに届ける仕組み。九州では福岡市で2018年11月からサービスが始まり、今年4月からは北九州市や福岡県久留米市に広がる。

男性は常にマスクを着け、店頭で品物を受け取る際に必ず両手を消毒。リュックの中に消毒用アルコールや殺菌クリーム、除菌シートを常時入れ、配達が終わるたびに使用するなど衛生面に気を使う。

 それでも集合住宅でエレベーターに乗るとき、住民から一緒に乗るのを避けられることがある。「人間ではなく、自分たちを“道具”みたいな目で見ている」と声を落とす。

 自身の感染リスクも気になる。「免疫抑制剤を使う母親が近くに住んでいる。自分が感染してうつすことが何より怖い」。配達は楽しく収入は魅力的だが、最近はなるべく稼働日数を抑えているという。 

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