東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれていた男性、全身やけどで死亡。新型コロナウイルスの感染拡大で大会は延期

悲劇暮らしの中で
悲劇

4月30日夜、東京都練馬区のとんかつ店で火災があり、店主の男性(54)が全身やけどで死亡した。男性は東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれていた。新型コロナウイルスの感染拡大で大会は延期されたうえ、店も営業縮小に追い込まれ、先行きを悲観するような言葉を周囲に漏らしていた。遺体にはとんかつ油を浴びたような形跡があり、警視庁光が丘署は出火の経緯を慎重に調べている。




近隣住民の話や地元ケーブルテレビのインタビュー番組によると、とんかつ店は創業50年の老舗で、男性は3代目の店主だった。埼玉県戸田市で生まれ、中学生の時に東京都板橋区に引っ越した。地元の高校を出て、法政大の夜間学部で経済学を学び、昼間はアルバイトで学費をためた。卒業後は慶応大にも入学。日本大大学院で修士課程を修了した後、妻の実家が営んでいた店を継ぎ、夫婦二人三脚で切り盛りしてきた。商店街の行事で中心的な役割を担うなど、地域への思いも強かったという。

 男性は28日、FBへの最後の投稿で、店舗の再開に向けて必要な消毒液が手に入らないことに触れ、「また振り出しに戻った」と先が見通せない苦しさを吐露した。この頃には5月6日までとされていた緊急事態宣言の延長が取り沙汰されていた。文末には「あなたの命を、家族を、大切な人を、社会を守るため、感染拡大を食い止める。その言葉を改めて心に刻みました」とつづった。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200502-00000002-mai-soci

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