数十年に一度の大雨特別警報に、これからは毎年おそわれる

梅雨暮らしの中で
梅雨

 

「自分の命、大切な人の命を守るため、緊急に身の安全を確保してください」

 

最近、気象庁の記者会見やNHKのニュースでたびたび耳にする言葉です。

直接的で、生々しく、どきっとします。

 

数十年に一度の、いままで経験したことがないような大雨であれば、
命の危険にさらされることは十分に考えられます。

 

いきなり降りはじめて、短時間のうちに豪雨になるのが、近ごろの大雨の降りかたです。

 

過去に経験した大雨のときの対処法が通用しないレベルの大雨が、ごく短時間で
局所的に集中して降りそそぐのです。

 

大雨特別警報なんて表現は、むかしはなかった。

「こんご、大雨が降りつづくおそれがあるので、川沿いにお住まいの方、山の斜面ちかくにお住まいの方は、十分に注意してください」だったのが、いつのまにか

 

数十年に一度のこれまでに経験したことのないぐらいの大雨特別警報にきりかわっていました。

 

「早めの避難。すでに避難が困難な場合には、ちかくの頑丈な建物、自宅の二階などに‥」と、避難行動を、うながされつづけられます。

 

ついでに、ちかくに頑丈な建物ない場合や、平屋の住民の避難方法も教えてもらいたいものです。

 

大雨特別警報が発表されはじめるのと同じ時期ぐらいに、線状降水帯ということばを耳にするようになった。

 

わたしのパソコンで線状降水帯と入力しても一発で漢字変換できないぐらいの単語。

 

降水帯(せんじょうこうすいたい)は、「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、状に伸びる長さ50〜300 km程度、幅20〜50 km程度の強い降水をともなう雨域と定義づけられている。

 

そんな線状降水帯が、近ごろは頻発しています。

一つの線状降水帯が通りすぎれば、それでおしまいとはいかない。

 

二日、三日と線上降雨帯はおなじ場所をおそって、大雨をもたらします。

 

川は氾濫して堤防を決壊させ、山肌はふかくえぐりとられて、広範囲の地滑りをひきおこします。

 

高台の我が家まで水はこない。

先祖の代から、裏山がくずれたことはない。

 

などと、たかをくくっていると、命をうしなうおそれは十分にあります。

 

近ごろの大雨は、これまでに経験したことのないぐらいの大規模で長時間、日本列島をおそいはじめているのです。

 

数十年に一度の大雨の恐怖は、毎年の恐怖にかわりはじめているようです。

毎年とはいわず、一年に何度もおそいはじめている気象現象なのです。

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