スマホ世代の写真は撮るに代わって写すと表現しよう

気品写真とカメラのよもやま話
いっぽん立ち

写真は撮るものと相場はきまっています。

きまっていました。

撮るの表現をさがしてみると、
写真を撮りにいこう。
写真を撮った。
写真に撮られた。

写真といえば、撮るからはなれることはできませんでした。

 

撮影者は被写体にカメラをむけて、よし、けっさくを撮るぞ!と、いきごみます。

カメラをむけられた被写体が人物なら、すこしでもきれいに撮ってもらいたいと
ポーズをきめます。

これまでの一眼レフカメラ、ミラーレスカメラなど、撮影機材が機械式のカメラの場合には
撮る、撮られるがあたりまえで、そのことに疑問をもつひとは、誰もいませんでした。

撮るという表現にも、重みがありました。

 

でも、いま写真といえばスマホなど、携帯アイテムで写す時代。

そう。撮るではなく写す時代なのです。

若い世代の大多数は、写す世代です。

 

写真とは真実を写す。まさに、そのものずばりです。
この単語を考えたひとは、いまの時代を予見していたのでしょうね。

写真を写す。
写真を写したい。
写真写りがいい。
写真を写してもらった。
写真写してもいいですか。

などなど、写すと表現したほうが、やわらかく感じられるし、しっくりきませんか?

写した写真ぱその場で加工、編集をおえてSNSなどへ投稿できます。

 

撮って残すのが写真の大事な役割ですが

そのいっほうで、写真はその場かぎりの消耗品でもあります。

撮影者は消費者で消耗品である写真を次々に写して、消費していきます。

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